井上拓真、今後Sバンタム級転向も視野 大橋会長が明言 まさかの兄弟対決希望?「(尚弥と)試合してみたい」父・真吾氏「分があるかも」

 ボクシングWBC世界バンタム級王者の井上拓真(30)=大橋=が、同級1位の那須川天心(28)=帝拳=を返り討ちにして2度目の防衛に成功してから一夜明けた28日、横浜市の所属ジムで会見を行った。7回にダウンを喫したものの、試合全体を通じてはペースを支配し、3-0で判定勝ち。「プレッシャーも大きかったし、すごくホッとしている。天心選手の知名度は高いし、(試合後の)反響は大きい。その中でしっかり返り討ちできたのはよかった」と心境を語った。

 所属ジムの大橋秀行会長は、拓真の今後の展望について、スーパーバンタム級転向も視野に入れていることを明言。年明け以降となる見込みの次戦はWBC同級2位アンドリュー・ケイン(英国)との指名試合が予定されているというが、「(他団体王者との)統一戦を含めて、もう一つはスーパーバンタム級に上げていった方がいいのかなっていうのも選択肢としてある」と明かした。

 拓真自身は現在も減量苦はないといい、「自分のビジョンとしては(バンタム級で)統一戦をやりたいが、会長と父に任せて、どんな相手でもやりたい。(階級は)どちらでも。(ビッグマッチの)チャンスがあれば。誰とやりたい、やりたくないとかはない」と語った。

 スーパーバンタム級に上げた場合の対戦希望についても質問が及んだが、父・真吾トレーナーが「井上尚弥とか言わないでよ」と横やりを入れた。拓真は笑いつつも「でも、ちょっと(尚弥と)試合してみたいですね。(兄の存在には)全然近づいてはないです。でも、勝負になったらわからないです」と、まんざらでもない様子。真吾氏は「井上尚弥といい意味で(スタイルが)かみ合っちゃう。結構、(戦ったら)分があるかもしれない」と分析し、笑いを誘っていた。

 なお、現4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(33)=大橋=は次戦以降のフェザー級転向を示唆している。

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