【ボクシング】アマ49勝無敗の18歳・藤木勇我、プロ2戦目前に異例の公開練習 大橋会長は次戦タイトル挑戦も示唆「大きな試合、発表したい」
アマチュア49勝無敗で世界ユースなど9冠の「ザ・キング」藤木勇我(18)=大橋=が20日、プロ2戦目となるフィリピン・スーパーフェザー級12位ジュフェル・サリナ(フィリピン)との61キロ契約8回戦(9月2日、横浜BUNTAI)に向けて、横浜市の所属ジムで公開練習を行った。「デビュー戦は(パンチを)もらわないことを意識しすぎた。攻撃は最大の防御なので(今回は)自分のパンチでダメージを与えつつ、もわわないことを意識したい。通過点と思っているが、この試合に勝たないと次に進めない」と意気込んだ。
ノンタイトル戦としては異例の公開練習となったが、大橋秀行会長(61)は「49戦無敗の実績や、今までにいない選手なので世界戦の扱いと(同等で)当然と思っている」と説明。また、今後について「大きな試合が決まっているので、この2戦目が終わった時点でまた発表したいと思います。期待していただきたい」と、3戦目での地域タイトル挑戦の可能性を示唆した。藤木は「大きな試合をしたかったのでめちゃくちゃうれしいが、今は2戦目に集中したい」と発奮材料にした。
藤木は強豪・興国高を今春卒業し、大橋ジムに入ってプロ転向。将来的に中量級での世界王者を目指す最強の逸材で「ザ・キング」のニックネームを授かった。6月のデビュー戦ではいきなりメインイベンターを務める破格の扱いで、WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級15位のウィラ・ミカム(タイ)を圧倒して2回TKO勝利を飾った。
◆藤木勇我(ふじき・ゆうが)2007年12月25日、大阪市生野区出身。元プロボクサーだった父の影響で小学1年から競技を開始。興国高では全日本選手権など全国大会を全て制覇し、23年アジアジュニア選手権、24年世界ユース選手権で優勝するなど9冠を達成。アマチュア戦績は49戦全勝(33RSC)。右ボクサーファイター。170センチ。
