アマ7冠の中山聖也、プロデビュー戦は6回TKO勝利「倒せる未来見えず焦った」井上尚弥から「上出来」と称賛され自信「ボクシングは100点」
「ボクシング・6回戦」(19日、後楽園ホール)
アマチュア7冠の中山聖也(19)=大橋=がプロデビュー戦に臨み、元アジア王者ナッタポン・ジャンケーウ(タイ)に6回52秒TKO勝ちした。鋭く踏み込んでのジャブや左ストレートで序盤から圧倒し、3回終了間際にはワンツーでダウンを先取。5回にも左でダウンを奪うと、6回にレフェリーストップを誘った。大器の片鱗を見せた逸材は「最後倒せて良かったです。今日の内容ではまだまだ。もっと強くなって、必ず大橋ジムの偉大な先輩のようなボクサーになる」と誓った。
主導権を握り続けたものの、ディフェンスに徹するタフな相手を仕留めきれない展開が続いただけに「焦った。倒せる未来が見えなかった。(相手が)来てくれないと倒せない」と苦笑いしながら述懐。ただ、リングサイドで見守った井上尚弥(33)=大橋=からは「上出来。めっちゃ良かったよ」と褒められたと明かし「そう言ってもらえて自信につながった」と中山。「(なかなか)倒せなかったが、出来はほぼパーフェクト。ボクシングとしては(内容は)100点」と納得の表情を浮かべた。
アマチュア時代は全国高校総体で3連覇を達成し、アジアユース選手権金メダルなど7冠を引っさげてプロに転向。今回は52キロ契約で戦ったが、今後はフライ級を主戦場にし、年内にも次戦を行う意向を示した。
