ウルフアロン、プロレス初の海外試合で快挙星 真夏の祭典「G1」で“史上最速1勝”「これが続くのは楽しみで夜も眠れねえ」コスチュームも黒→銀に新調
「プロレス・新日本」(11日、米シカゴ・
NOWアリーナ)
真夏の祭典「G1クライマックス」が開幕した。Bブロック公式戦で、初出場のウルフアロン(30)はHENAREを撃破し、白星発進。シングル最強を決める伝統の祭典36年の歴史で、デビュー年でのG1初勝利は史上初の快挙となった。
第1試合での登場となった東京五輪柔道金メダリストは、プロレスラーとして自身初の海外での試合に臨み、米国のファンから歓声を受けた。コスチュームもデビュー以来の黒のショートタイツからシルバーのトランクスタイプに新調し、臀部にはオオカミのイラストが牙をむいた。
マオリ戦士と序盤からエルボーやチョップなど真っ向勝負の肉弾戦となったが、ウルフは柔道殺法や高角度の裏投げでペースを掌握。さらに、強烈なヘッドバッドで相手をふらつかせると、走り込んできた相手を担いでアングルスラムでたたきつけ、さらに続けてのリバースアングルスラムでとどめを刺して殊勲の3カウントを奪った。
デビュー年の新人としては2000年の鈴木健三がG1に初出場したものの0勝4敗に終わっており、02年8月デビューの中邑真輔はキャリア11ヶ月となる03年8月のG1で2勝3敗。デビュー半年のウルフは、最速キャリアでのG1初勝利を挙げた。
バックステージでは「G1開幕戦、なんとか勝つことができました。この戦いがリーグだけであと8試合続くと考えると、楽しみで夜も眠れねえよ。HENARE、アンタが道場で培ってきた闘魂、勝負強さ、全部この肌で受け止めた。あと8試合、全ての選手の思い、強さ、技術、全部受け止めて、俺がトップになれるように(戦い抜く)。まず次は北海道(19日・北海きたえーる)の海野翔太戦。普段は“海野さん”だけど、試合は(先輩後輩)関係ねえよ。全力で叩きつぶす」とボルテージを高めた。
