井上尚弥の次戦候補浮上“バム”が鮮烈6回KOで3階級制覇「(次は)誰でもどこでもいい」プロモーターは自信「バムは倒せない、井上尚弥でも」

 「ボクシング・WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(13日、米アリゾナ州)

 前WBA・WBC・WBO世界スーパーフライ級王者の“バム”ことジェシー・ロドリゲス(26)=米国=が、WBA世界バンタム級王者アントニオ・バルガス(29)=米国=に挑戦し、6回KO勝ちした。バムは世界3階級制覇を達成しし、次戦の相手候補として浮上している4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(33)=大橋=についても言及した。

 階級を上げて初戦のバムだったが、拳で一発回答した。王者バルガスにフィジカルで押される場面も目立ったものの、5回に強烈な左フックでダウンを奪取。さらに、6回には上下のコンビネーションから左を浴びせ、王者を大の字に倒してKOした。

 バムはリング上での勝利者インタビューで、「26歳で3階級制覇王者になれて、すごくうれしい」と歓喜。さらに、対戦が噂される井上尚弥について聞かれると、「誰でもいい。いつでも準備はできている」とだけ答え、「(プロモーターの)エディ(・ハーン)とチームが決めることだが、名前を出されたら受ける。相手が誰でも、場所がどこでもいい」と自身のスタンスを強調した。

 また、バムをプロモートする英大手マッチルーム社のエディ・ハーン会長もリング上でインタビューに応じた。次戦として、WBO世界バンタム級王者クリスチャン・メディナ(メキシコ)との統一戦も視野に入れており、「バンタム級ではまだ1試合しかしてない。統一戦は重要な試合だ」と強調。一方で、プロモーターとして「次の最大級の試合はバム対井上尚弥だ。PFP1位と2位の対決で、2人は全盛期だ。バンタム級で獲るべきベルトも残っているが、(井上戦は)避けられない運命の一戦だ」と語った上で、「バムは負けない。バンタム級でもスーパーバンタム級でも倒せる選手はいない。(相手が)井上尚弥であっても」と自信たっぷりに言い切った。

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