アマ49戦全勝“ザ・キング”藤木勇我がデビュー星 2回TKO「すごく楽しかった」観戦・井上尚弥も拍手
「ボクシング・6回戦」(10日、後楽園ホール)
アマチュア49戦全勝の“ザ・キング”藤木勇我(18)=大橋=が2回TKO勝ちで規格外のプロデビューを飾った。いきなりのメインイベントながら堂々とリングに立ち、WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級15位のミカム(タイ)を早々にジャブでぐらつかせる。2回には右アッパーも交えながらダメージを与え、一気のラッシュで戦意を喪失させた。「ホッとした。チケットも完売で、いいデビュー戦になった。こんなにお客さんに見られての試合は初めてで、すごく楽しかった」と声を弾ませた。
完勝劇に超満員の会場は大歓声。リングサイドで見届けた井上尚弥(33)も拍手を送り、所属ジムの大橋秀行会長は「本当はもっとパンチの種類もあるし強力。出る前に終わっちゃった」と底知れぬポテンシャルに感嘆した。藤木自身も「(実力の)半分も出してない。自己採点は30点」と末恐ろしく笑った。
今後、スーパーフェザー級を主戦場に世界を目指す。「地域タイトルが今(王者は)全て日本人で盛り上がっているが、早く3つのうちどれかを取りたい。必ず世界王者になります」と高らかに宣言した。
