新日本リングに「イヤァオ!」「金の雨を降らすぞ!」37歳YOHがBOSJ制覇でシングル初タイトル、ボマイェ&レインメイカー発射
「プロレス・新日本」(7日、大田区総合体育館)
ジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」決勝が行われ、YOH(37)が、悲願のシングル初タイトルを獲得した。昨年の決勝で敗れた藤田晃生(23)を28分1秒、ダイレクトドライブからの片エビ固めで葬った。
リングで歓喜の雄たけびを上げた。「3つ言わせてください」と前置きした上で「イヤァオ!」「イヤァオ!」と叫んで「特にありません」と続けた。かつて所属した名ユニット「ケイオス」の中邑真輔、オカダ・カズチカの名言を拝借。最後は第99代IWGPジュニア王者のDOUKIからのベルト奪取を誓い「第100代チャンピオンになってやる。新日本に金の雨を降らすぞ!」と締めくくった。
SHOとの名タッグからシングル戦線に転向。“憑依型”とも評される独自のスタイルを確立した。序盤は互いにコミカルなムーブで観客を和ませ、10分過ぎの低空ジャーマン3連発で流れが一変。シリアスな打撃戦と関節技戦から、元「ケイオス」だった後藤洋央起の牛殺し、中邑真輔のボマイェ、オカダ・カズチカのレインメイカーを発射。そして自身の必殺技で決着を付けた。
37歳でのシングル初タイトル。YOHは「時間がかかったというよりは、時間をかけた。一つのスタイルを作れたかなと思う。それが今日の結果に結びついて、すげえ嬉しいですね。シングルプレイヤーになってから、自分を常に磨いていた。いろいろ研磨して、エッジを利かせて、それがリングに刺さったというか、何かユニークな空気感を生み出せるようになったのかな」と自身の歩みを肯定的に振り返った。
次は初のシングルベルトを目指す戦いに移る。試合後に乱入したDOUKIらを蹴散らし、気分は上々。「ジュニアで高みを目指さなきゃ。これからは、僕がジュニアの顔として頑張っていくんで、見ててください」。自信に満ちた、そして優しい勝者の顔があった。
