モロニー弟 6年ぶり世界王座返り咲き「言葉がない」昨年末、拳四朗との防衛戦キャンセルのガルシアは初防衛失敗
「ボクシング・IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(6日、愛知県国際展示場)
元WBA同級王者で、3位のアンドルー・モロニー(35)=オーストラリア=が2-0の判定(115-113×2、114-114)で、王者のウィリバルド・ガルシア(36)=メキシコ=を破り、王座を奪取した。
モロニーはフットワークを使って、前進してくるガルシアに対応。中盤からは左ボディーを効果的に入れ、僅差の判定を制した。双子の兄・ジェイソンとの兄弟王者としても知られ、23年5月の中谷潤人(M.T)との対戦(12回KO負け)で日本でもおなじみ。20年6月にWBA世界同級王座を失って以来、約6年ぶりに世界王座返り咲きを果たした。「世界一幸せな気持ち。言葉がない」と感無量の勝者は「日本の皆さん応援ありがとうございます。日本は最高。また日本でいい試合をしたい」と話した。
敗れたガルシアは昨年12月にサウジアラビア・リヤドで寺地拳四朗(BMB)を相手に防衛戦を行う予定だったが、計量通過後に脱水症状となったとして、当日に試合をキャンセル。拳四朗が「頭が真っ白になった」と無念の悔し涙を流したシーンは記憶に新しい。
この試合の興行権をめぐっては3月に入札が行われ、亀田プロモーションが31万5000ドル(約4900万円)で落札していた。戦績はモロニーが33戦29勝(18KO)4敗、ガルシアは33戦23勝(16KO)7敗2分け。
