観客悲鳴も…77歳藤原喜明、異例の15分超バチバチ激闘「喜寿?リングでそんなこと考えねえ」健在“石頭”で頭突き、脇固めも…最後は撃沈

 「プロレス・ストロングスタイル」(27日、後楽園ホール)

 主宰する初代タイガーマスクこと佐山サトル(68)のデビュー50周年大会として開催された。“関節技の鬼”藤原喜明(77)が喜寿記念試合6人タッグマッチに出場し、「藤原組」にゆかりのある船木誠勝(57)、石川雄規(59)と組み、高橋“人喰い”義生(57)、アレクサンダー大塚(55)、村上和成(52)と対戦。最後は15分16秒、高橋の膝十字固めで敗れたものの、後期高齢者とは思えない異例のバチバチの激闘を繰り広げた。

 先月27日で喜寿(77歳)を迎えた藤原組長はおなじみのテーマ曲「ワルキューレの騎行」で入場すると、自ら先発を買って出た。村上との新旧テロリスト対決では容赦なくパンチ、ストンピングを食らって場外にも転落したが、何度も立ち上がった。“石頭”は健在とあって頭突きを食らわすと、村上はたまらず額から出血。さらにチョーク攻撃や額へのかみつき、イス攻撃などラフ殺法も繰り出し、観客もたじろぐほどのキラーぶりを発揮した。

 5分近く戦った後は味方にタッチしたが、試合終盤にタッチを求め、もう一度登場。最初にやり合った村上を再び指名し、またもパンチとストンピングでボコボコにされたが、相手の隙を突いて伝家の宝刀「脇固め」を繰り出した。これはロープに逃げられたものの、村上は悶絶。ただ、替わった高橋からは容赦ないタックルでテイクダウンを奪われ、膝十字固めが完全に入ったところで観客から「折れちゃうじゃん!」と悲鳴混じりの野次も飛ぶ中、レフェリーストップとなった。

 敗れはしたものの、77歳の鬼気迫るファイトに温かい拍手が贈られた。藤原組長は弟子の船木、石川、高橋らに座礼すると、村上とも握手し、四方の観客にお辞儀してリングを降りた。激闘で沸かせた藤原だったが、「喜寿?リングに上がったらそんなこと(年齢)は考えねえから」と強く言い放ち、最後敗れたことについても「だからどうしたって言うんだ、ええっ?まだ、そうはいくかい。たった1回負けただけだ」と血気盛んだった。

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