マリーゴールド退団の林下詩美、最終戦黒星で涙の別れ「今後は楽しみにして…それだけ」ロッシー小川代表とも涙の抱擁「親離れして独り立ち」

 「女子プロレス・マリーゴールド」(23日、大田区総合体育館)

 旗揚げ2周年大会で、退団を発表していたエースの林下詩美(27)がマリーゴールド所属ラストマッチとして6人タッグ戦に臨んだ。マーベラスの彩羽匠(34)、マディ・モーガン(18)と組み、現ワールド王者の青野未来(35)、桜井麻衣(35)、元所属で現みちのくプロレスのMIRAI(26)と対戦。25分超の激闘の末、相手チームの連携でたたみかけられ、最後は桜井にランニング・パワーボムを食らって3カウントを奪われた。

 決着後は今後のマリーゴールドをけん引していく桜井、青野らから感謝の言葉を伝えられ、互いに涙を浮かべながら袂を分かった。

 ラストマッチを終えた詩美はバックステージに晴れやかな表情で現れると、「マリーゴールドで過ごした2年間、本当に幸せな時間を過ごした。最後は自分のわがままで退団させていただき、これからできる恩返しは最高に輝いて、プロレス界でトップになることだと思っている」と宣言。今後については「皆さん気になるでしょう。今後について今言えることは、楽しみにしていてください…それだけです」と言葉を濁しつつ、「こう(頑丈そうに)見えて、結構首もボロボロです。ちょっと治療が必要な場所があります。まずは治療第一にと思っております」とも語った。

 気丈に振る舞いつつも、2年間苦楽を共にした後輩や仲間から見送られ、「退団を決めたのは自分だが、すごく寂しいです。ただ、(マリーゴールドの)みんなといつか(リング上で)会えるとも思っています。今日はいったんのお別れ。私は一から頑張りたい」と、涙を浮かべながら前を向いた。

 また、古巣スターダム時代から師事してきたロッシー小川代表(69)に涙ながらに抱きつくと「元気でね。またどこかで」とねぎらわれ、「昔から変わらず大好きです。(古巣に)入団してから(合計)8年、親(ロッシー小川氏)の近くで頑張ってきましたが、いったん親離れして、しっかり独り立ちして頑張りたいです」と決意を込めた。

 ◆林下詩美(はやしした・うたみ)1998年9月14日、鹿児島県奄美市出身。ビッグダディこと林下清志の三女で、18年8月にスターダムでデビュー。頭角を現し、20年11月に最高峰のワールド王座を初戴冠した。21年には女子プロレス大賞を受賞。24年3月でスターダムを退団し、4月にマリーゴールドに入団。5月の旗揚げ戦から出場し、新団体のエースとしてワールド・オブ・マリーゴールド第2代王者に輝いた。フィニッシュ技はハイジャックBTボムなど。166センチ、75キロ。

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