立ち続けてドローの皇治 朝倉未来を挑発し対戦要求「平本ちゃんが断然強い。(朝倉は)俺より弱い。倒して辞めようと」37歳引退も視野「俺らしい引き際をみせたい」
「RIZIN.53」(10日、ジーライオンアリーナ神戸)
約1年10カ月ぶりの復帰戦に臨んだ“令和の黒きカリスマ”平本蓮(27)=剛毅會=は、1年ぶりの復帰となった“鋼のエンペラー”皇治(37)=TEAM ONE=と、KO決着のみの無差別級スタンディングバウト特別ルールで対戦し、引き分けに終わった。
試合後、皇治は「ステロイド結果でました。平本ちゃんはステロイド、してないです。きっとね。ナチュラルに強いと思いました」と、朝倉戦でドーピング疑惑のあった平本の強さに言及。「平本ちゃんはきっときょうはしてない。前回もしてないと思う。ただね、ハゲチャビン(朝倉未来)が弱いだけ。平本ちゃんが断然強いと思う。(朝倉は)俺より弱い。根性あるんやったらいつでもきなさい。(朝倉を)倒して辞めようと思います」と、朝倉未来に対戦を見据えた。会見でも「もう37になったんでね。そろそろ引き際かなと思う部分もあるので。(朝倉には)勝てると思ってる。平本ちゃん強いけど、このパンチ力かと。それでこてって倒れてまうねんから。真剣に格闘技したいので、俺らしい引き際を見せたい」と、明かした。
朝倉については「お前が俺に打撃で勝てると?お前、口ばっかりやないか。倒れるなんてありえない」と宣言。MMA戦については「無理」とした上で「やるならミックスルール。彼が打撃で勝てるいうからね。ほんならやったるわと言ってる話やから」と語った。一方で実現しなかった場合は「(ONEの)ロッタン。今のロッタンいけるでしょ。キックボクシングしたいなと。格闘技したい。15歳から37までやってきたんで、最後はちゃんと格闘技したいなって思います」と、語った。
試合は体重差11・25キロ、皇治が最後まで立っていられるかどうかに焦点が当たる中で、1回に破壊力に勝る平本がパンチを的確にヒットさせていき、皇治は攻め手を欠く展開。2回も平本が着実にボディーなどにパンチを当てていくが、皇治は止まらず果敢に前に。ただ、平本に有効打を打ち込めない。最終3回は開始早々に平本が強烈なボディー。しかし、皇治は倒れず。最後まで平本が圧倒し、皇治は鼻から出血したが、倒すことはできなかった。
衝撃のタフネスぶりに実況、解説も「なんで倒れないの?」と騒然となっていた。
