マリーゴールド激震!エース林下詩美が電撃退団も…ロッシー小川代表は達観「去る者は追わず、ピンチはチャンス」退団&負傷者続出も自虐

林下詩美の退団発表を受け、団体としての展望を語ったマリーゴールドのロッシー小川代表
マリーゴールド退団を電撃発表した林下詩美
マリーゴールド退団を電撃発表した林下詩美
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 「プロレス・マリーゴールド」(25日、後楽園ホール)

 エースの林下詩美(27)が、5月23日の大田区総合体育館大会を最後に退団することを電撃発表した。メインで行われたワールド選手権試合で王者・青野未来(35)に敗れた後、リング上でのマイクで「私はこのマリーゴールドを退団します。今負けたからってわけではない。ずっと前から決めていて、会社とも話をしていた」と表明。24年5月の旗揚げからマリーゴールドに参加しエースとしてけん引してきたが、「ネガティブな気持ちではなく、前向きな気持ち。下の子(若手や後輩)の成長が喜びだったが、まだまだ自分も頑張りたい。もっともっと上に行きたいという気持ちがあって決めました」と真意を明かした。

 旗揚げメンバーとしてはジュリア、MIRAI、高橋奈七永らに続き、エースの離脱で団体に激震が走った。ただ、ロッシー小川代表は「いつも言うことだが、プロレス団体は10人の入門者がいれば、10人の退団者がいるのは当然のこと。気にしていたら団体はできない。(詩美の)退団は1月くらいから話があって、去る者は追わずなので。こういうときこそピンチはチャンス。自分はプロレス(業界での)生活が約半世紀を迎えて、こういうことは日常茶飯事で山ほど経験しているので。このまま落ちていくわけにはいかない」と、努めて冷静に見解を示した。

 詩美については引き留めなかったといい、「辞めたいと思ったら、ここではやりたくないってことなので慰留してもしょうがない。まあでも面白いですよね。2年間で(旗揚げ時の)主力メンバーは大半いなくなりましたから」と自虐気味に語り、「残っている選手が頑張れば新陳代謝になる。今欠場しているビクトリア弓月とか、(この日の興行で)王者になった山岡聖怜とか、いい選手はいるので。弓月は5年契約しました。こんな状況ですけど」と期待を込めながら内情を明かした。

 現在、長期欠場中の田中きずなに加え、今月に入ってから岩谷麻優、山中絵里奈、ビクトリア弓月と主力が相次いで負傷欠場。さらに、旗揚げから所属していた勇気みなみの退団も発表されていた。苦しい状況が続く中、小川代表は「たまたま今月は“厄月”みたいになって、地方でバスの後部座席のガラスが割れちゃったことを機に欠場者が続出して」と苦笑いしつつ、「前向きなので。若いいい選手が残っているので、不安になる必要はない。(穴は)誰かがカバーする。カバーしきれなくなったら団体は衰退する。半世紀もやっているといろいろある。めげていたらできない」と、業界の生き字引として達観したように受け止めていた。

 ◆林下詩美(はやしした・うたみ)1998年9月14日、鹿児島県出身。ビッグダディこと林下清志氏の三女で、18年8月にスターダムでデビュー。20年11月に団体最高峰のワールド王座を初戴冠した。21年には女子プロレス大賞を受賞。24年3月でスターダムを退団。マリーゴールドに入団し、同年5月の旗揚げ戦から出場していた。166センチ、75キロ。

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