谷口将隆 デビュー10周年記念日に王座返り咲く 前日計量を過去最高仕上げでパス ワタナベ勢世界戦5連敗阻止へ
「ボクシング・WBA・WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ」(3日、後楽園ホール)
前日計量が2日、後楽園ホール展示場で行われ、メインのWBA・WBO世界ライトフライ級タイトルマッチは挑戦者の元WBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(32)=ワタナベ=がリミットの48・9キロ、王者のレネ・サンティアゴ(33)=プエルトリコ=は48・6キロで一発パスした。セミの56・02キロ契約10回戦は、元IBF世界スーパーバンタム級王者・小国以載(37)=角海老宝石=が56キロでクリアしたものの、前IBF&WBA同級王者マーロン・タパレス(34)=フィリピン=は56・05キロで約30グラム超過。ただ、小国陣営が了承したため実施が決まった。
谷口は16年4月3日のプロデビューからちょうど10年の節目に再び世界戦に臨む。減量も慣れたもので直前に約4キロ落とし、リカバリーで4~5キロ戻す予定だが「(体づくりも)経験ですね。デビューした時は何も知らず計量が終わってコーラを飲んでいたので」と述懐。プロ26戦の激闘の記憶を刻み込んだ肉体を過去最高級に仕上げ、「この10年をぶつけたいし、先につなげたい」と感慨を込めた。
内山高志らを輩出したワタナベジムでは現在、世界王者が不在で、世界戦でも24年3月31日に重岡優大がWBC世界ミニマム級王座から陥落して以降、重岡銀次朗、京口紘人と3人で5連敗を喫している。
自身も3年3カ月ぶりの返り咲きを期す谷口は「全く考えてなかった(笑)。明日レネ選手に勝てば(そういう記録も)全部ついてくる」と発奮。勝った場合の今後へのアピールはまだ考えてないというものの、「その時になれば調子こいたことが出てくるんじゃないか。やってきたことを当日出せれば、おのずと結果はついてくる」と言い聞かせた。
