「ヒール転向の可能性は?」ウルフアロン、異例のビジネス講演もまさかのプロレス質問に困惑「難しいですね…ゼロではない」

ビジネスイベント内でトークショーを行ったウルフアロン
ビジネスイベント内でトークショーを行ったウルフアロン
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 東京五輪柔道男子100キロ級金メダリストでプロレスラーのウルフアロン(30)が24日、都内でトークショーに臨んだ。AI活用に関する法人向けのビジネス展示イベント企画の1つとあって、スーツ姿のビジネスマンを中心に約350人の聴衆が集まる異例の雰囲気での講演となったが、質疑応答の際にはプロレスファンからの質問も集中し、最終的に盛況となった。

 いつになく硬い雰囲気の中、ウルフは自身のグッズである公式Tシャツを着て登壇。「畳からリングへ-未知に飛び込む勇気が人生を創る」という講演テーマを基に、柔道からプロレスに転向する上での心持ちやエピソードを明かしながら人生訓を説き、参加者もうなずいたり熱心にメモを取ったりしながら聞き入った。

 真面目な話を一通り終えた後は参加者との質疑応答タイムとなったが、ここで意外にもプロレスファンが隠れていたことが判明。いきなり“セキュリティー”にちなみ、ウルフが抗争を続けている悪徳集団ハウス・オブ・トーチャー(HOT)の襲撃や介入について聞かれ、「広い視野を持つことが必要。今リング外に(HOTのメンバーが)何人いるかも意識しながら試合することがセキュリティー強化になる」と新日本マットでの話に展開していった。

 続けて、ウルフは今年1月4日のデビュー戦でいきなりNEVER無差別級王座を獲得(2月11日に陥落)したが、団体最高峰のIWGPヘビー級王座奪取までの構想について聞かれると、「まずNEVERのベルトを(成田蓮に)取られているので、しっかり取り返したい。話はそれからかな」と強調。「その後どういう風にやっていくかはまだ考えてないが、最終的には(IWGPを取って)世界を“制服”したいと思います」と語った。

 さらに、最後に当てられた質問者からは「今はベビーフェイス(善玉)で戦っておられますが、将来的な選択肢としてヒール(悪玉)に転向する可能性はありますか?」と、がっちりプロレスに関する質問が飛び「難しい質問ですね…」と困惑しながら苦笑い。「まあ、何が起こるかわからないプロレスの世界ですから、可能性はゼロではないと思います。でも、今のところ何も考えてはいないので。(未来像も)楽しみながら見てほしいです」と正面から回答しつつ、「これが最後の質問ですか(笑)」と、イベントの主旨に似つかわしくないエンディングに自虐を込めた。

 最初は硬い雰囲気で始まった講演だったが、新天地で挑戦する上での経験談や人生観、さらに軽妙なジョークも飛び出し、AI顔負けの当意即妙なトークスキルで魅了。「AIの話をすることができず大変申し訳ございません」と最後に深々と頭を下げ、笑いを誘った。

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