岩田翔吉が1年ぶり王座返り咲き!王者大量出血で負傷判定も完勝 師匠山本“KID”徳郁の誕生日に感慨「3・15に憧れのベルトを」見守った涙の山本美憂に「美憂ちゃんやったよ!」
「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(15日、横浜BUNTAI)
同級2位の岩田翔吉(30)=帝拳=が王者ノックアウト・CPフレッシュマート(35)=タイ=に挑み、8回1分33秒負傷判定3-0(78-74、79-73、79-73)で勝利し、1年ぶりに王座奪還を果たした。
昨年3月の陥落から1年。岩田は1回からしっかり上下打ち分けてペースを握った。その後も着実に有効打を浴びせ、3回にはカウンターの右でぐらつかせた。4回には王者が偶然のバッティングで左目上をカットし、流血。その後も岩田がボディーを中心に攻め立てていった。4回終了後の公開採点では3者が岩田を支持した。
その後も岩田が圧倒。6回に残り1分で一気のラッシュをみせると、8回には王者がこの試合3度目のドクターチェック。レフェリーがここで試合を止めた。
勝利者インタビューで岩田は「本当に1年前に負けてからすごく色んなことがあって。必ず這い上がりたいと毎日思っていました。全勝でパーフェクトのレコードも魅力的ですけど、負けから這い上がる時ってすごく勇気がいるんですよ。だけどみんなが応援してくれて。自分1人の力では返り咲けなかった。本当に根性があって、普通の選手なら倒れてるパンチが何度もあったんですけど、最後まで生きたパンチを打っていた」と振り返った。
会場にはKILLER BEE出身の岩田の応援にこの日、誕生日を迎えた故山本“KID”徳郁さんの姉、美憂さんや、親交のある格闘家の平本蓮が見守っていた。美憂さんは涙を流していた。
岩田は「美憂ちゃん、やったよ!」と呼びかけ「徳さんが格闘技を始めるきっかけをくれて、3・15にWBC、子供の頃から憧れていたベルトを巻けてうれしいです」と喜びを噛み締めた。



