頸髄損傷で治療中の大谷晋二郎「生きててよかった」4年ぶり“聖地”帰還で涙のあいさつ「プロレスに帰ってこられた」「ただいま」

 2022年4月10日の試合中に負傷し、頸髄損傷でリハビリを続けているプロレスラーの大谷晋二郎(53)が11日、マネジメント業務を担当することになったノアの後楽園ホール大会に来場した。第1試合開始前、車イスに乗ってファンの前に登場すると、目に涙を浮かべながら約7分間リングサイドであいさつを行い「生きててよかった」と実感を込めた。

 大谷はZERO1時代、22年4月10日の両国国技館大会でコーナーへのジャーマンスープレックスを食らった際に負傷。首から下がまひ状態となり、現在も治療とリハビリを続けている。昨年、ZERO1の運営会社が新体制となったことで退団となっていたが、このほどノアがマネジメントを請け負うこととなった。募金や支援活動も続けるほか、また、このほどYouTubeチャンネル「大谷晋二郎 ひたすら前進チャンネル」が開設されることも発表された。

 負傷以来、初めて聖地・後楽園ホールに現れた大谷は「ノアの皆さん、こんにちは。僕はプロレスラーの大谷晋二郎です。今はケガで欠場中ですが、いつか必ずまたリングに立つ、その変わらぬ思いで日々、治療とリハビリを頑張っています」とあいさつした。「約4年ぶりの後楽園ホール、プロレスの空気、プロレスのにおい、やっぱり最高ですね。プロレスの世界に帰ってこられた。そんな気持ちがあふれてきます」と感慨を込めた。

 「僕の知るプロレス界はめちゃくちゃ厳しくて温かい世界。そんなプロレスが大好きです」と切り出し、「実は僕はプロレスの教科書というものを持っています」と、おなじみのフレーズを披露。「プロレスの教科書270ページ、『何があっても諦めず、ひたすら前進する』。夢にまで見たプロレスの世界に帰ってこられた今、心の底から思います。生きててよかった。僕はプロレスが大好きだ。以上です」と言葉に力を込め、会場のファンから万雷の拍手が贈られた。

 登場前、バックステージでは報道陣の前でコメントした。「今日、大谷晋二郎はプロレスに帰ってくることができました。ケガはしていてもプロレスラーです。リングに上がっていなくてもプロレスはできるんです。今も頸髄損傷という大きな相手と戦っている最中です。ただいま試合タイムは3年10カ月を経過したところですけども、この試合は大谷晋二郎の勝ちが確定している戦いです。必ず勝ちますので、皆さまにも温かく見守っていただければうれしいです」と心境を明かし、「ただいま」と3度口にし万感を込めた。

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