“借金王”元プロレスラー・安田忠夫さんが死去 K-1トップ選手に大金星あげた“世紀の番狂わせ”で感動呼ぶ

安田忠夫さん
2011年2月、愛娘AYAMIを肩車して観客に笑顔で挨拶する引退興行の安田忠夫さん
2020年5月、アントニオ猪木(右)から闘魂を注入される安田忠夫さん
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 元大相撲小結孝乃富士で、元プロレスラーの安田忠夫さんが10日までに死去したことが関係者の話で分かった。62歳だった。詳しい死因は不明。かつて所属した新日本プロレスも公式ホームページで発表し「謹んで、ご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。

 安田さんは九重部屋に入門して1979年3月に初土俵を踏み、最高位小結まで昇進したものの92年に廃業。93年に新日本に入門し、94年2月に馳浩戦でプロレスデビューした。師匠のアントニオ猪木の手ほどきで総合格闘技にも挑戦し、2001年大みそかの「イノキ・ボンバイエ」ではメインで当時K-1トップ選手のジェロム・レ・バンナ(フランス)と対戦。ギロチンチョークで大金星を挙げ、リング上でまな娘を肩車するなど“世紀の番狂わせ”として感動を呼んだ。

 02年にはIWGPヘビー級王座も初戴冠。ヒールに転向し、悪党ユニット「魔界倶楽部」として暴れ回った。05年に新日本を退団後はIGFなどさまざまな団体に参戦したが、11年2月4日に引退。私生活ではギャンブル好きで知られ“借金王”という異名もついたが、憎めない愛されキャラだった。

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