井岡一翔 調整手応え「伸びしろ感じられた」 前日計量一発クリア 日本人初の5階級制覇へ挑む

 「ボクシング・WBA世界バンタム級挑戦者決定戦」(31日、大田区総合体育館)

 前日計量が30日、都内で行われた。元世界4階級制覇王者でWBAバンタム級9位の井岡一翔(36)=志成=はリミットの53・5キロ、WBA同級11位のマイケル・オルドスゴイッティは200グラムアンダーの53・3キロで、ともに一発クリアした。

 日本人初の5階級制覇を目指す井岡は、同階級初陣に向け「新たなトレーニング、コンディションの作り方を試みる中、伸びしろを感じられた。ここまで続けて、そういう気持ちになれたのはうれしい」と手応えを口にした。

 階級を上げて筋肉量を増やすことに加え、そのパワーをボクシングの技術に落とし込むフィジカルトレーニングを初導入。「見方が変わった」と話し「勉強して知識を増やしたり、体で感じることで考えた動きを出せるようになった」と進化を実感している。

 数日前には井上尚弥のフェザー級転向、5階級制覇挑戦の可能性が浮上したが「自分が先に、という気持ちはない」と語った井岡。それでも「いい勝ち方をして、5階級制覇につながる試合をしたい」と気合十分だ。

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