ぱんちゃん璃奈 トレーナーとの契約解除騒動語る「悪いことをしたら認めて謝ってほしい」「ジムの女子選手が安心して通えるジムじゃなくなった」

 「KNOCK OUT.60」(30日、国立代々木競技場第二体育館)

 ぱんちゃん璃奈(31)が29日、試合会場で行われた公開計量、公開会見に登場し、SNSで発信したトレーナーとの契約解除騒動について言及。「女の子が安心してジムに通えなくなった」などと明かした。

 ぱんちゃんは27日に自身のXを更新し、トレーナーの良太郎との契約解除を報告。Melty輝が所属していたteamAKATSUKIを離脱すると報告した投稿を引用し「私ももう行くことはありません。このジムの代表と本日をもってトレーナーとして契約解除します。私も現在然るべき機関に、相談、対応してもらってます。今は詳細について何も言いたくないです」と何かしらの“トラブル”があったことを示唆。「ですが、まだ頭の整理ができないので選手として継続するか、引退するかしっかり考えます」と綴っていた。

 サネーガーム・サックチャムニ(17)=タイ=との対戦を控えたぱんちゃんは「12月25日のクリスマスで大ダメージを受けたのですが、いろんな人に支えられ、いろんな感謝を感じられました。家族、スポンサーからは試合のことだけをしゃべってね、と言われました。でも(大会代表の山口)元気さんからGOが出たので、何でも聞いてください」と挨拶した。

 ぱんちゃんは質疑応答で「きのうぐらいまでは不安が大きくて眠れなかった。ショックもあった。大変でしたが、いろんな人が支えてくれた。本当に皆で一緒に勝ちたい」と涙声で語った。詳細については「自分も本当に悪いこと、ダメなことをした。頭が地面につくまで謝った。謝らないと格闘技に戻れないと思った。格闘技を汚したので」と自身の過去の不祥事について言及。「だからジムのみんなには、悪いことをしたら認めて謝ってほしいし、そしたら一緒にまた組んでやれると思うんですが。良太郎トレーナには言いました。一言でも謝罪を書いてくれないと、私は会見で何を言うか分からないですよ、と。本当に止めた方がいいですよ私のことを、と言ったんですが、何もなかったので」と続けた。

 そして「言える範囲で言うと、ジムの女子選手が安心して通えるジムじゃなくなった。私が知ったのがクリスマスですが、他の女子選手はメンタルトレーナーをしている重森選手に相談をしていて、重森選手がその選手に『捜査機関に行った方がいいよ』とアドバイスをした」と続けた。同大会に出場する重森陽太が会見の隣の席におり、「問題を抱えた人が2人いるのかな」などと断片的に事情を説明した。

 改めて良太郎への謝罪と状況の改善を願ったぱんちゃん。刑事事件になるような案件なのか、という質問には「私は受け取った側がそうならそうだと思う。詳しいことは言えないが、安心して通えるジムをつくるのが会長、代表だと思う。それができないと思う女子選手がいるなら、そこはダメなので」と語って、会見を終えた。

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