中谷潤人「スピードやパワーが上がっている感覚がある」 スーパーバンタム級に手応え 「パンチ力は過信せずに、ダメージを与えていけたら」
「THE RING V:NIGHT OF THE SAMURAI」(12月27日、リヤド)
出場選手が7日、都内で会見した。前WBA・IBF世界バンタム球王者の中谷潤人(M.T)は、スーパーバンタム級に階級を上げノンタイトル10回戦でWBC同級9位のセバスチャン・ヘルナンデス(メキシコ)と対戦する。階級を上げた経緯について中谷は「バンタム級で統一してしっかり結果を残したのでスーパーバンタム級に挑戦していきたいと思った。体重もきつくなっていたし、パフォーマンス的にスーパーバンタムの方がよりいい戦いができるという思いで階級を上げた」と説明した。
階級を上げたことで身長やリーチがアドバンテージになるかと問われると「スーパーバンタム級で練習する中で、スピードやパワーが上がっている感覚がある」とし、その上で「パンチ力は過信せずにしっかり自分のボクシングをしてダメージを与えていけたら」と話した。
相手のヘルナンデスは20戦無敗18KOの強豪。「すごくパンチがあって、集中力のいる戦いになる。でも、これまでもたくさん無敗の選手と戦ってきたので、しっかり自分のボクシングをして(相手に)黒星をつけたいなと思う」と警戒しながらも自信を見せた。





