人気女子格闘家が涙…壮絶打撃戦で顔にはアザ 地元で判定決着に「情けない試合。申し訳ない」トップ戦線は「遠い」女王伊澤もバッサリ「挑戦者のレベルではない」

 「RIZIN・LANDMARK12」(3日、ジーライオンアリーナ神戸)

 人気上昇中の女子獲得かケイト・ロータス(27)は地元神戸で韓国のイ・ボミ(27)に判定3-0で勝利。RIZIN2連勝を飾った。

 壮絶な打撃戦。右目下にアザができた顔で会見したケイトは「情けない試合をして、地元の子らが来てくれていたのに申し訳ない気持ちでいっぱいです」と判定決着に肩を落とした。「アップの時から気負い過ぎ、硬すぎと言われた自分では気づかなかったけど。トップの人に絡んでいこうと思っていたけど、今日の試合では全然。(タイトル戦をする選手に)近づいているのかと思っていたら、今日試合をしてみて遠のいて…遠いですね」と涙を浮かべた。

 スーパーアトム級女王の伊澤星花も自身の試合後、ケイトについて「まだまだかなと思いましたね。挑戦者というレベルではない。DEEP JEWELSとかでチャンピオンになれるかというレベル」と評した。

 試合では気合の入ったコーンロー姿で登場したケイト。MMA3戦全勝の韓国選手を相手に、1回序盤から果敢に打撃で攻めていく。左ハイキック、右フックも浴びせたが、イ・ボミも反撃した。

 2回もケイトはパンチを当てたが、イ・ボミのパンチでケイトのマウスピースが飛ぶ場面も。ケイトがその後、左ハイキックで相手の顔面をとらえたが、イ・ボミも下がらず前に出てきっ抗した状態が続いた。

 最終3回は開始からイ・ボミが前に出て果敢に打撃でもケイトにダメージを与えていく。ケイトは左目尻をカットし、出血。中盤にケイトの左拳が顔面をとらえたが、イ・ボミは下がらず。最後は壮絶な殴り合いの中でゴングとなった。

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