前日本ヘビー級王者の但馬ミツロが12・3大阪で再起戦 亀田ジムからTMKジムに移籍して大幅減量を決行
ボクシングのTMKジムは30日、大阪市西成区の同ジムで会見を開き、12月3日に大阪・なんでもアリーナで開催する主催興行の追加カードを発表した。前日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(30)=TMK=がセミファイナルのヘビー8回戦でムサ・ンテガ(32)=ウガンダ=と対戦する。
5月にハーバート・マトヴ(ウガンダ)に敗れた但馬は今回が再起戦。10月1日付けで亀田ジムから元世界2階級王者の亀田和毅が所属するTMKジムに移籍し、心機一転のリング復帰となる。TMKジムには世界王者を複数輩出してきたパナマ出身の名トレーナーであるフアン・モスケラ氏が在籍。但馬の希望する世界を見据えた環境にあることが移籍の理由だ。
移籍と同時に120キロから95キロへの大幅な減量を敢行。「プロになって一番絞れている体重なので、僕自身、次の試合が楽しみ。重量級離れしたスピード感の中でフィニッシュを狙いにいくので皆さん楽しみにしてください」と自信を示した。
試合は大阪・扇町のカンテレ内のなんでもアリーナで開催する。メインのノンタイトル8回戦では“亀田家の隠し子”こと亀田正毅(まさき、25)=TMK=が、元世界ランカーのルイス・ミラン(28)=ベネズエラ=と対戦。興行は「さくらサーカス」を運営する「SAKURA PRODUCTION」と共同開催となり、世界初のボクシングとサーカスの融合イベントとなる。また、ABEMAでの生配信も決定した。



