１１月２７日から開幕するプロボクシングの「フェニックスバトル・スーパーフェザー級１０００万トーナメント」の出場選手が１６日、発表された。前ＷＢＯアジアパシフィック同級王者の渡辺海（ライオンズ）ら１５人が参加し、日本フェザー級７位の亀田京之介（ＭＲ）が殴り込み。さらに、前日本フェザー級王者の松本圭佑（大橋）も名を連ねた。優勝賞金１０００万円で、来年１２月頃に決勝が開催される。

　◆出場選手（順不同、カッコ内数字は日本同級ランキング）

　（７）渡辺海（ライオンズ）

　（９）福井貫太（石田）

　（３）木村蓮太郎（駿河男児）

　（１３）石井龍誠（金子）

　（５）大谷新星（真正）

　亀田京之介（ＭＲ）

　（１）砂川隆裕（ワールドリング）

　（２）それいけ太一（ＫＧ大和）

　（６）木谷陸（ＫＧ大和）

　岩崎一輝（勝輝）

　松本圭佑（大橋）

　（１４）英豪（緑）

　（８）龍王（角海老）

　向山太尊（ＤＡＮＧＡＮ）

　牛島龍吾（八王子中屋）

　◆リザーバー（選手がけが等で出場できなかった場合に出場）

　新井志道（黒崎ＫＡＮＡＯ）

　安村綺麗（泉北）

　前日本フェザー級王者の松本は、少年時代からフジテレビ系ドキュメンタリー番組「ミライ☆モンスター」に取り上げられてきたホープだが、今年３月のタイトルマッチで計量失格となり、１年間のライセンス停止処分を受けた。プロ戦績は１２勝（８ＫＯ）。

　同トーナメントは約１年間にわたって開催され、出場条件は同級の世界ランカー、日本、東洋太平洋、ＷＢＯアジア・パシフィック王座の各王者＆ランカーおよびＡ級（８回戦以上）ボクサー。優勝賞金は１０００万円で、全試合でＫＯ賞２０万円も用意される。