大阪プロレスが大荒れ年末イベント会見 対戦カード発表
大阪プロレス株式会社は7日、「株式会社上町建物管理Presents 大阪プロレス年末の祭典『エクスカリバー2025』」(12月7日、吹田市・大和大学アリーナ)に向けての会見を大阪市内で行った。
同団体が保有する4つのベルトを争うもので、この日発表された対戦カードは以下の通り。
▽大阪名物世界一選手権試合 〈世界一〉えべっさんVS〈挑戦者〉タコヤキーダー
▽大阪ライトヘビー級選手権試合 〈王者〉大瀬良泰貴VS〈挑戦者〉アルティメット・スパイダーJr
▽大阪プロレスタッグ選手権試合 〈王者組〉浅川紫悠&ゴリアテVS〈挑戦者組〉タイガースマスク&佐野蒼嵐
▽大阪プロレス選手権試合 〈王者〉TORUVS〈挑戦者〉松房龍哉
最初に会見を行ったのがタッグ選手権出場者だったが、浅川・ゴリアテの王者組がボイコット。怒り心頭のタイガースマスクが会見中、突然自身のスマホを手にどこかに電話を掛け、相手が出るなり「もしもしー、浅川さんですか?」。王者と確認できたところで「おい、くぉらー、浅川っ!なんでこねえんだ!」と猛烈に怒りをぶつけたが、浅川は「うるせえ」と一方的に電話を切り、会場には気まずい空気が流れた。
続けてライトヘビー級の会見では王者・大瀬良がアルティメットに「ずーっと守りに入ってるヤツ。(試合で)分からせてやりますよ」と吐き捨てると、アルティメットは激高。テーブルを蹴り上げ、そこからは本気のファイトに発展。ようやく両者が関係者に引き剥がされると、王者は「このベルトは渡さんから」と会見を打ち切った。
続いてが「大阪名物世界一」を争う一戦に向けての会見となったが、突如、発表されてなかったビリーケン・キッドが乱入。「大阪名物に『ビリケン』がいないのはおかしい」と直訴し、「なんで~?」と不満を漏らすタコヤキーダーをよそ目に、えべっさんは「どうぞどうぞ」と納得。急遽3人マッチとなることに変更された。ビリーケン・キッドは「通天閣100周年のイベントに呼んでもらえなかったので、ここで名を上げて150周年には必ず呼んでもらう」と息巻いた。ちなみに実現すると「100歳手前ですかね。それまでプロレスラーとして頑張ります」と謎の自信を示した。
最後に登壇したのが最強を争うことになるTORUと松房だ。TORUは「ちょっと競馬の調子が悪くて」と余裕をかましつつ、松房については「(試合まで)ケガすんなよ。体弱いから」と挑発。直近の戦いでTORUを破った松房は「それまでは負けまくってる。(12・7が)背水であることに変わりない。ベルトを取って、誰にも文句を言わせない、最強のレスラーになる」と吠えた。
3度目となる「エクスカリバー」も、初めて2500席を上回るキャパの大和アリーナを使用。年々、ファンもヒートアップしていることが分かる。
チケット問い合わせは大阪プロレス(info.osaka.pro@gmail.com)まで。



