井上尚弥「今日は我慢がテーマ」 自己採点「100点を付けてもいい」「倒しにいかないことがこれほど難しいんだなと」【一問一答】
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(14日、IGアリーナ)
世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(32)=大橋=がWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30)=ウズベキスタン=に3-0で判定勝ちし、4団体の王座を防衛。ヘビー級で一時代を築いた米国のジョー・ルイス、世界5階級制覇を成し遂げた米国のフロイド・メイウェザーに並ぶ史上最多の世界戦26連勝を達成した。以下、井上尚弥との一問一答。
◇ ◇
-試合を振り返って。
「今日は作戦を最後まで実行した。最初は相手の出方を見て丁寧に進めていった。運動力でも上回る戦い方だった」
-相手の印象は。
「100%インパクトの乗るパンチはもらってないが、もらえば威力のある選手だと感じたので、そこだけ気をつけた」
-自己採点は。
「アフマダリエフに対して、あの戦い方で100点を付けてもいい」
-今後は。
「次戦は12月に予定しているので、心身ともに休暇を少し取りたい」
--当日体重は。
「61・5キロ。12回しっかり動けるように軽めに抑えた」
-「来い」と挑発されても我慢した。
「今日は我慢が一つのテーマ。出入りしてポイントをピックアップするボクシングができた」
-IGアリーナの雰囲気。「尚弥」コールは。
「すごくいい雰囲気の会場で、自分もワクワク楽しませていただいた。1回の『尚弥』コールはすごくパワーになった」
-ボブ・アラム氏から「コンプリート・ファイター」と。
「倒しにいかないことがこれほど難しいんだなという発見はあった。何回もいってやろうかなと思ったシーンあったが」





