長尾一大心さん 巡業バスと衝突死 全日社長沈痛「起きてはいけないこと」 再発防止へ社有車の運行を廃止
全日本プロレスは12日、都内で、今月7日に21歳で死去した所属レスラー、長尾一大心(ながお・たいしん)さんと巡業バスの接触事故に関する会見を行った。
運転手は外部委託で2年弱担当。警察が事情聴取を重ね、原因は捜査中とした。死因は敗血症。再発防止へ社有車の運行を廃止し、外部のバス運行会社に委託する。
長尾さんは5月31日の事故で腹部が圧迫された外傷性ショックで横浜市内の病院に救急搬送された。肝臓などの手術を行うも重体のまま6日に容体が急変した。葬儀は未定。福田剛紀社長は「起きてはいけないことが起こった」と沈痛な面持ちで、詳細を次第に明かした発表に関しては「小出しにしたつもりはない。治ると信じていた」と語った。




