高見亨介 「判定でもいいんじゃないかと」も10回TKO勝利「びっくり、自分を誇れた瞬間だった」【一問一答】
「ボクシング・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」(30日、横浜BUNTAI)
WBA世界ライトフライ級タイトルマッチで世界初挑戦の同級1位、高見亨介(23)=帝拳=が王者のエリック・ロサ(ドミニカ共和国)に10回TKO勝ちし、プロ10戦目で世界王者に輝いた。序盤から的確なボディー攻撃で主導権を握ると10回にダウンを奪い、その後にレフェリーが試合を止めた。以下、高見亨介との一問一答。
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-チャピオンになった今の気持ちは。
「すごく率直にうれしい。10戦目という早さで世界挑戦をさせてくれた会長、関係者の皆様、そして対戦してくれたロサ選手、本当にありがとうございました」
-高見選手らしいTKO勝利だった。
「(KOすると)宣言していた6ラウンドを越えたあたりで、判定でもいいんじゃないかと少し自分の中でよぎったが、10ラウンドで仕留めきることができて、びっくりしている自分と、すごく練習を頑張って良かったなと自分を誇れた瞬間だった」
-ボディーブローが効果的だった。
「ボディーはものすごく練習していてイメージ通りに打てたが、やってて(ロサも)打たれ強いなと感じた」
-今後の目標、野望は。
「今後の展望、野望を今言うと、会長に『修羅の道を行け』と言われそうなので今は少し伏せたいと思います(笑)。ただ、自分が目標にしている複数階級(の王座奪取)という目標に向けてはしっかりと進んでいきたいと思っています」





