朝倉未来「半年前からグルテンフリー続いてる」体づくり変化告白 減量幅抑えて好調キープ 7・27クレベルと雪辱戦「隙あれば一撃で」
「超RIZIN.4」(27日、さいたまスーパーアリーナ)
朝倉未来(33)が25日、都内で行われた会見に出席した。前RIZINフェザー級王者クレベル・コイケ(35)=ブラジル=と4年ぶりの雪辱戦に臨むが、「隙があれば一撃で終わらせられると思うし、判定で完封して勝ちたいという気持ちもある」と、完勝を誓った。
朝倉は昨年7月の「超RIZIN.3」で平本蓮(27)にまさかの初回TKO負けを喫し、一時は引退を表明。再起を決めた今年5月の東京ドームは、平本とのリマッチは相手の負傷で流れたものの、元RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(26)と対戦し、3回TKO勝利で劇的な復活を遂げた。
わずか3カ月弱での2連戦となるが、前戦からコンディションをキープしているという。「72~73キロの体重で100%の力を出し続けられるトレーニングをしてきた。昔は水抜きに頼って1、2キロでも試合当日に増やしてやろうと思っていたが、(今は)ある程度試合に近い体重で(練習して)階級が大きい相手と組んでいた方がコンディションがいいんじゃないかと。実際、前回(鈴木戦)も練習の通りできた」と、減量幅を小さくして臨んでいることを明かした。
また、最近の体づくりについては「半年前から何となくグルテンフリーを始めて、それが続いている。もともとそんなにパンとか麺がめっちゃ好きってタイプでもないので、(続けるのは)楽っちゃ楽」と告白。「ウエートトレーニングは一切やらずに、(階級が)大きめの選手と組み技を永遠にやるというのを続けてきた」と調整方法を明かした。
クレベルとは21年6月の「RIZIN.28」で対戦し、2回三角絞めで一本負けを喫している。前回の屈辱以降、経験、技術、コンディショニングなど4年間の蓄積もあるだけに、「寝技とか壁レスとか、一つ一つを研究しながら『ああじゃない、こうじゃない』と(試行錯誤を)やってきたし、寝技も最悪の状況からスタートして抜ける練習をしてきた。クレベルに(グラウンドで)危ない場面をつくらせないことも大事だが、4年前と比べて抜け出せる自信があるので、前回よりも打撃で踏み込んでいけるんじゃないか」と自信をのぞかせた。




