朝倉未来「俺が100%勝つ」7・27クレベルと4年ぶり雪辱戦に自信「相手の癖を5個見つけた」RIZIN公開練習で約30秒にらみ合い
「超RIZIN.4」(27日、さいたまスーパーアリーナ)
合同公開練習が20日、都内で行われた。朝倉未来(33)は、前RIZINフェザー級王者クレベル・コイケ(35)=ブラジル=と4年ぶりの雪辱戦に臨むが、「前も言いましたけど、今回も俺が100%勝ちます。楽しみにしていてください」と必勝を誓った。
大会1週間前となったタイミングで、互いの動きに熱視線を送り合った。朝倉はミット打ちで、パンチやキックのコンビネーション、飛び膝蹴りも飛び出すなど軽快な動きを披露。一方のクレベルはグラウンドでの攻防を披露したが、前回の対戦で三角絞めで敗れている朝倉は目で動きを追った。
朝倉は「この試合に向けて、また(クレベルの過去の)全試合を見返して、いろんな癖は5個くらい見つけたので。全部合わせてやろうかなと思います。相手の癖に対する反復練習をずっとやってきた」と不敵に語った。クレベルも「4年前からは2人ともスタイルは変わっているが、レベルは近い。彼(朝倉)は前の試合でMMAでレベルアップしていたが、それでも関係なく私は勝つ。間違いなく、もう一回一本勝ちする」と返り討ちを宣言。両者はフェイスオフで約30秒間にらみ合った後、健闘を誓う握手を交わした。
朝倉は昨年7月の「超RIZIN.3」で平本蓮(27)にまさかの初回TKO負けを喫し、一時は現役引退を表明。再起を決めた今年5月4日の東京ドームでの平本とのリマッチは相手の負傷で流れたものの、元RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(26)と対戦し、3回TKO勝利で劇的な復活を挙げた。
クレベルとは21年6月の「RIZIN.28」で対戦し、2回三角絞めで一本負けを喫している。4年ぶりの再戦が決まった際には「オファーの中で一番強いクレベル・コイケを指名した。4年越しに借りを返したい。(前回)負けてから、ずっと(クレベルに)やり返したい思いとリスペクトの気持ちがある。1ミリも負けるとは思ってない」と自信をのぞかせていた。
また、この試合の勝者は、現RIZINフェザー級王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(24)=キルギス=への挑戦につながる可能性がある。





