西田凌佑 階級上げて再起誓う「もう一度、世界王者を目指したい」6月中谷戦右肩脱臼で棄権 井上尚弥との対戦へ意欲も
前IBF世界バンタム級王者の西田凌佑(28)=六島=が19日、大阪市内の所属ジムで会見し、階級を上げて現役を続けると発表した。6月8日に行われたWBC・IBF王座統一戦で中谷潤人(M・T)に敗れ、王座陥落。6回終了後に右肩を脱臼し棄権していた。
「負けたら引退と決めていたが、試合後『勇気をもらった』というメッセージを多くもらった」と思いを明かし「もう一度、世界王者を目指したい」と再起を誓った。
バンタム級では減量に苦戦した。六島ジムの枝川孝会長は「階級を上げれば楽になる。スーパーバンタムはすごい選手がいるから飛び越えてフェザー級はどうか」と2階級アップも示唆。スーパーバンタム級は4団体統一王者・井上尚弥(大橋)がいるが、西田は「今はチャンピオンへ向けて1戦1戦。(井上と)可能性があるならやりたい」と意欲をみせた。





