新日本G1大波乱の幕開け、王者4人が黒星発進…IWGP王者ザック・セイバーJr.は成田蓮に苦杯 引退前ラスト出場の棚橋弘至は白星

 「プロレス・新日本」(19日、北海道立総合体育センター)

 真夏の祭典「G1クライマックス」が開幕し、前年覇者でIWGP世界ヘビー級王者のザック・セイバーJr.(37)が、成田蓮(27)に敗れる波乱が起きた。

 また、NEVER無差別級王者のボルチン・オレッグ(32)は、上村優也(30)のカンヌキスープレックスホールドで3カウントを奪われ、黒星発進。さらに、IWGP GLOBALヘビー級王者ゲイブ・キッド(28)はKONOSUKE TAKESHITA(30)に敗れ、NJPW WORLD認定TV王者エル・ファンタズモ(38)も海野翔太(28)に屈し、現タイトル保持者4人が黒星スタートとなるまさかの幕開けとなった。

 メインでは、来年1月4日に引退する棚橋弘至(48)が、タイチ(45)をハイフライフローで撃破。歴代最多23度目にして自身最後の祭典で白星発進を決めた。

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