引退宣言の瓜田純士、壮絶に散る ラストマッチは玉砕40秒KO負け 気迫ほとばしらせるも悪魔王子の右拳をアゴに被弾 前のめりに倒れ、リングに大の字 相手は涙

 「BreakingDown16」(13日、おおきにアリーナ舞洲)

 総合格闘家の朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベントの初の大阪開催となる第16回大会が行われ、今大会を最後にBD引退を公言している“アウトローのカリスマ”瓜田純士は、三河幕府の貴aka悪魔王子と対戦し、開始40秒KO負けに終わった。

 ゴングから瓜田が前に出たが悪魔王子の強烈な蹴り、パンチを次々と被弾。それでも気迫をほとばしらせて反撃に出たが、最後は強烈な右フックをアゴに被弾し、前のめりに倒れ、リングに大の字となった。その後、治療を受けた後、しっかりと立ち上がり、悪魔王子を称えた瓜田。自らの足でリングを後にした。悪魔王子の瞳には涙が浮かんでいた。

 瓜田は一時運営に入り、審査員などを務めてきたが、BD15で運営批判を繰り広げて離脱。今回のオーディションでは溝口勇児COOと壮絶な口論を繰り広げた。その後、大会公式YouTubeチャンネルなどで「これが最後。感謝してもしきれない」などと今大会を最後にBDを引退する意向を明かしていた。初期から大会に参戦し、BDの象徴ともいえる存在だった男が、気高く散った。

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