激震のブレイキングダウン 溝口COOは出場辞退の飯田将成への謝罪拒否「譲れない理由があります」返金対応も明かす

 総合格闘家の朝倉未来が11日、YouTubeチャンネルを更新。社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の第16回大会(13日、大阪)について、メインカードの飯田将成-SATORUが中止となったことを発表した。

 これを受け、ブレイキングダウンの溝口勇児COOがXを更新。「まず、この試合を心待ちにしてくださっていたファンの皆さま、そして真摯に準備を重ねてくれていたSATORUには、心から申し訳なく思っています」と謝罪する一方で、「ただ、一つだけ、私は今も飯田さんに対してこちらから謝罪するつもりはありません」と強調した。

 飯田は辞退の理由として溝口COOの対応やリスペクトのなさをあげているが、溝口COOは「これまでの彼の、私や運営に対する言動、そして自分に都合の良い部分だけを切り取って視聴者へ発信する姿勢。それらを見過ごして謝ることは、運営スタッフや選手たちを統括する私の立場として、そして過去・未来を含めて真摯に協力してくれた人たちの気持ちを思えば、とてもできることではありません」とした。

 続けて、「もちろん、このように書けば、私のもとに『謝れ』という批判が集まることも分かっています。それもすべて承知の上ですし、どんな声も受け止める覚悟はできています。それでも譲れない理由が、私にはあります。その理由については近日中に改めてお話しします」と、意味深につづった。

 飯田が辞退の理由として挙げているのが「乱闘、殴り合いなし」の約束で出演したオーディション。SATORUと記者会見形式で臨んだが、フェイスオフでSATORUが飯田に頭突きしたことを発端に大乱闘となった。

 飯田は約束が守られず、逆に溝口COOからリスペクトのない言葉があったとして激怒。「未来くんがどう言おうが、謝るという行動を見せてほしかった」と辞退の理由も説明した。

 BD16のメインイベントは中止となり、急きょ、セミファイナルで溝口-SATORUの対戦が決定。溝口COOは「せめてもの誠意として、この試合を目当てにこれまでにチケットをご購入された方には、返金対応をさせてください。いつも応援してくださる皆さまに対して申し訳ないという気持ちは本物です」と謝罪した。

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