「いつでも降りてやるよ」開催目前BDメーンイベントに暗雲 “孤高の闘神”が溝口COOに怒り「試合前の人間に言う事じゃねぇだろ」前日配信番組では「大嫌い」
総合格闘家の朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の第16回大会(13日、大阪)に出場するBD最強ともいわれる“孤高の破壊王”飯田将成が9日、自身のXを更新。「ぐちぐち言うなら溝口さんが試合しろよ いつでも降りてやるよ 試合前の人間に言う事じゃねぇだろ」と、怒りをつづった。その後、自身のYouTubeチャンネルで、BDの溝口勇児COOとのLINEのやり取りなどを明かし、「正直今はどういうモチベーションで試合をすればいいのか。試合に対するモチベーションがない。本当にリスペクトがない」と憤りを語った上で、「遠くからファンがチケット買ってきてくれたり、もちろんスポンサーの人たちも遠くからきてくれたりというのもあるんですけど、自分1人だったら本当に出てない。ちょっと考えます。もし出なかったら申し訳ないです。自分にとって今回のことは許せなかったんだと思います。そして当たり前ですけど、溝口さんがいる限り、BDに出ることはないと思います」と語った。
飯田と溝口氏を巡っては前日8日に「ABEMA 格闘」のYouTubeチャンネルで公開された動画が話題に。飯田が波紋を呼んだオーディションでの激高について言及していた。
オーディションでは対戦相手のSATORUと記者会見形式で臨んだが、フェイスオフでSATORUが飯田に頭突きしたことを発端に大乱闘に。飯田は怒りが収まらず、会場外でセキュリティ7、8人に止められながらもSATORUを追いかけようとする姿が話題となっていたが、飯田は「今回、未来くんから出てほしいって話があって、出るなら1つ条件として乱闘、殴り合いはしたくないから、そういうのがなければ出るという約束だった。向こうが分かりました守りますということだったんで、じゃあ出ます」と運営側との約束の存在を明かし、「頭突きされた時はSATORUにもムカついたし、約束が違うじゃないかと、運営にもムカついた」と語った。
その後、溝口勇児COOに「今日中にSATORUと話し合わせるか、そのまま闘わせるかしないと自分は試合に出ない」とメール。間に入った人物から翌日夕方に連絡があり、「ファイトマネーも渡す、そして溝口さんが未来チャンネルで謝罪するっていう形で今回収めてくださいと言われた」という。「そこまで誠意をみせてくれるなら、ファイトマネーはいらないし、謝ってくれるだけでいいです」と返したが、「見事に謝らなかったんで。未来チャンネルにも出てなかったし、そこから特に謝罪という謝罪はなく。人としてどうかと思う。溝口さんは大嫌いですね。約束は守らないし、結構雑に扱われてるなということが多かったので」と、怒りを滲ませた。
将来的な溝口COOとの対戦については「ないですね。全くないですね。BD側が儲かるしかないですからね、僕にとってはSATORU戦よりメリットない。1000万もらってもやらないです。できるだけ顔みたくない」と、否定していた。
飯田-SATORU戦はBD16のメーンイベントである第31試合目となっている。





