中谷潤人、笑顔で絶好調宣言「体調いい…ハッピー潤人で」6・8統一戦ともに計量一発クリア “番狂わせ男”西田凌佑は不利予想気にせず

 前日計量をクリアした中谷潤人(左)と西田凌佑(撮影・石井剣太郎)
 前日計量をクリアした中谷潤人(左)と西田凌佑(撮影・石井剣太郎)
 前日計量に臨む中谷潤人(撮影・石井剣太郎)
3枚

 「ボクシング・WBC&IBF世界バンタム級王座統一戦」(8日、有明コロシアム)

 前日計量が7日、都内で行われた。WBC世界バンタム級王者の中谷潤人(27)=M・T=は、53・5キロのリミットを200グラム下回る53・3キロ、IBF世界同級王者の西田凌佑(28)=六島=は100グラムアンダーの53・4キロで、ともに一発クリア。史上4例目となる日本人王者同士による注目の王座統一戦はゴングを待つだけとなった。

 ともに絞りきった肉体で対峙し、フェースオフでは約15秒間視線を合わせた。中谷は「ベストな状態で体重調整できた」とうなずき、相手王者に対しては「多少ちっちゃくなったかなと思ったが、明日には戻してくると思うので、そこは(お互い)同じ」と印象を明かした。自身は管理栄養士をつけて肉体をつくってきたが、「あとは心が食べたいものを食べて補っていきたい」と勝負メシのウナギを食べるという。

 また、戦前の予想では中谷が優位となっているが、「応援してくれる方がたくさんいると感じているので、その方々の期待を上回れることをモチベーションにしている」と気合を入れた。この日もいつも通り、ニコニコとした表情が印象的だったが、「体調がいいので」と自信をのぞかせ、「僕の弟(マネジャーの龍人さん)も結構笑うので、それに乗せられて笑っているっていう、ハッピー潤人で(笑)」と舌も滑らかだった。

 一方の西田も「ここまでいいコンディションで仕上げられた。中谷選手と戦うっていうモチベーションがあったので(減量も)頑張れた」と語り、リカバリーで妻・沙捺さんが作ったおじやを食べるという。戦前予想は不利な声が多いものの、これまで番狂わせを繰り返してきた王者は「全然気にしてない。自分と(トレーナーの)武市さんを信じて戦いたい」と意に介さず。待望の大一番へ「勝つためにここまでやってきたので、明日は全力で戦って統一王者になりたい」と改めて決意を示した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス