武居由樹「一方的に倒す」完勝宣言! タイ選手に苦手意識も「逆に気が引き締まった」 28日ゴング

 「ボクシング・WBO世界バンタム級タイトルマッチ」(28日、横浜BUNTAI)

 ボクシングのダブル世界戦の記者会見が26日、横浜市で行われた。WBO世界バンタム級王者の武居由樹(28)=大橋=は、同級7位ユッタポン・トンデイ(31)=タイ=との2度目の防衛戦を前に「初のメインだが、いい試合をするつもりはない。一方的に殴る試合を見せたい」と完勝予告。IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦に臨む同級3位の力石政法(30)=大橋=は、27勝(27KO)1敗を誇る同級1位のエドアルド・ヌニェス(27)=メキシコ=に必勝を誓った。

 武居は挑戦者と初対面し「隣にいて強そうなオーラがある」と臨戦態勢に入った。自身はキック時代にK-1王者に輝いたが、ユッタポンもムエタイ出身で“1000戦”を経たと自称し、権威あるラジャダムナン認定王者の実績も持つ。

 「ラジャ王者と聞いて(実力は)本物だと。逆に気が引き締まった」と吐露。キック時代からタイ選手に苦手意識があったというが「ボクシングは全然別の競技。経験も踏まえ、タイ選手独特のリズムに惑わされず戦う」とプライドをにじませた。

 また、ユッタポンは報道陣から今後の展望について聞かれ「武居選手を倒し、もっと強い(他団体王者の)日本人と戦える機会を得たい」と語った。それを聞いた武居はムッとした表情に変わり「このベルトに触らせる気はない。一方的にパンチを当てて倒す」と闘志を込めた。

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