亀田和毅は3階級制覇ならず 無念0-2判定で「亀田家最終章」のリング飾れず四方に謝罪も「もう一回チームと話して次を考えたい」と現役続行の意向

 「ボクシング・IBF世界フェザー級タイトルマッチ」(24日、インテックス大阪)

 挑戦者で同級1位の亀田和毅(33)=TMK=が、王者のアンジェロ・レオ(30)=米国=に0-2の判定で敗れ、3階級制覇はならなかった。2人が115-113、116-112で王者を支持。1人が114-114だった。

 判定を聞いた亀田はリング上で四方に手を合わせて謝罪。リングを降りると、父でセコンドの史郎氏に肩を抱かれながら控室へ戻った。

 客席から試合を見つめた兄の興毅ファウンダーは悔しそうな表情でリング上を見つめた。

 亀田は2013年8月のWBO世界バンタム級王者、18年11月のWBC世界スーパーバンタム級暫定王者に続く戴冠を逃した。

 序盤から互いにジャブを繰り出し、距離を計る展開。亀田のジャブがなかなか当たらなかったが、4回には相手の打ち終わりにパンチをヒットさせる場面もあった。亀田は5回にボディー攻撃を繰り出し、劣勢気味だった流れを変えたが及ばなかった。

 試合後、亀田は「前半はやっぱり見過ぎた。(相手に)パンチ力があるんかなと頭に入れすぎた」と反省。「中盤から後半にかけてのラウンドは取れていたんで。やっぱり挑戦者なんで一歩足りないという気持ち」と振り返った。

 今後について問われると「言うてもそんなに内容も悪くないし」などと話し、「もう一回チームと話して次を考えたい」と現役続行の意向を示した。

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