王者レオがいつの間にか日本入り 予定より早い来日に亀田興毅ファウンダー困惑「何の連絡もなかった」

 取材に応じる亀田和毅(右)と興毅ファウンダー
 所属ジムで取材に応じた亀田和毅(右)と興毅ファウンダー
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 「ボクシング・IBF世界フェザー級タイトルマッチ」(24日、インテックス大阪)

 ボクシング元2階級王者で、同級1位の亀田和毅(33)=TMK=が13日、大阪市内の所属ジムで公開練習を行った。

 練習前には亀田興毅ファウンダーとともに、報道陣の取材に応じ、調整過程や減量には「いつも通り順調」とベテランの落ち着きを漂わせ、王者レオに対しては「前にも言ってますけど、平均的にそろっている選手。何がいいかというのは飛び抜けていないですけど、パンチのスピードもあるし、総合力が高い選手」と分析した。

 ただ、そのレオは本来なら14日に来日する予定を早め、9日にすでに日本入り。興行主である興毅ファウンダーに連絡することなく、無断の来日だったようで「何の連絡もなかった。一応向こうの代理人とやりとりはしてるんですよ。ビザのやりとりもしていたんですけど、でも気づいたら来日していた」と困惑していた。

 「(レオが)ちょっとナーバスになってるんじゃないかな。時差に慣れようとしているのかもしれない」とアウェーでの防衛戦の対策とも推察したが、「でも聞いている限り練習場所も明確に定まっていなくて。果たして早く(日本に)入って良かったのかどうかというのは分からないですけどね」と王者陣営のドタバタぶりにも冷静だった。

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