「ＲＩＺＩＮ男祭り」（４日、東京ドーム）

　朝倉未来が社長を務める１分間最強を決める格闘技イベント「ＢｒｅａｋｉｎｇＤｏｗｎ（ブレイキングダウン）」の人気選手、冨澤大智は、山本アーセンと対戦し、２回１分２４秒で失神一本負けとなった。

　序盤、膝蹴りをしかけたが、経験に勝る山本にかわされて組み付かれて劣勢になると、リアネイキッドチョークで絞められてピンチに。さらに首を持たれたままパンチを浴び続けて消耗すると、再びリアネイキッドチョークで大ピンチに。その後の肩固めも耐えきって、なんとか１回を終えた。

　２回開始時には笑顔を浮かべた冨澤。左ストレートを浴びせて山本をぐらつかせる場面もあったが、その後再び組み付かれて厳しい展開に。再びリアネイキッドチョークで絞められて失神となった。

　試合後、冨澤は「悔しいですね。地力で負けました。逃げられると思ったが、アーセン選手が積み上げたものとの差を感じました」と認めた上で「ここに立てるのは格闘家の誉れ。だからこそ勝ちたかった。悔しいです。強くなりたいですね。何も折れていない。ここから一番になりたい」と前を向いた。

　試合後、アーセンから声をかけられ「お前男だよ、と声をかけてもらった。この負けを生かして、強くなりたい」と、明かした。

　本大会はＡＢＥＭＡ　ＰＰＶにて視聴できる。