横山葵海 デビュー3戦目で東洋太平洋王座挑戦 勝てば国内最速タイも「そういうことは考えず」

 ボクシングの3150×LUSH BOMUは19日、3月29日に愛知県国際展示場で開催する同興行「vol.4」の追加カード発表会見を都内で行った。セミで東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチを行い、同4位の横山葵海(23)=ワタナベ=が王者ジーメル・マグラモ(30)=フィリピン=に挑戦する。

 プロデビュー3戦目の横山は、同王座獲得なら堤駿斗(志成)に並ぶ国内最速タイ記録となる。ただ、将来的に世界を見据えたステップとなるだけに「そういうこと(最速記録)は考えず、相手のことを考えて日々練習するだけ。相手も強くて防御がうまいが、倒して盛り上げる試合をしたい」と闘志を燃やした。

 大阪市出身の横山は拓大時代の22年に全日本選手権バンタム級優勝で優勝し、昨年7月に6回戦でプロデビュー。12月の2戦目はダウンを喫しながらも判定で辛勝した。所属の渡辺均会長(75)は「2戦目で予想外に苦戦したが、その一戦で何試合分も経験した。入門するときに世界を狙うと約束したが、こんなに早く順調に来るとは思わなかった」と出世街道を突っ走るホープに期待を込めた。

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