“ブラックパンサー”ベイノアが困惑 判定勝ちもRIZINで異例のブーイング「日本が変わっちゃったのか?」

 勝利した“ブラックパンサー”ベイノア
 井上雄策(左)に勝利した“ブラックパンサー”ベイノア
 井上雄策(右)にキックを見舞う“ブラックパンサー”ベイノア
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 「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)

 “ブラックパンサー”ベイノア(28)=極真会館=と井上雄策(35)=リバーサルジム川口リディプス/マジェスティック=との71・0契約5分3回戦は、見合う展開が続いて客席からブーイングが飛んだが、ベイノアが判定勝ちした。

 ブーイングを浴びたベイノアは「この前の神戸でも(ブーイングが)ありましたけど、日本が変わっちゃったのか?僕が変わっちゃったのか?プロレスならありますが、あんまり日本でなくないですか?」と、日本の観客の“米国化”に困惑。

 試合が膠着(こうちゃく)した理由を「お互い警戒してたのがあるんじゃないですかね。決定率の高さもありますし」と述べ、「本当にブーイングがあったか半信半疑なんですけど。低い音がとどろいてましたね、有明アリーナに」と苦笑いした。

 米国の名門AKAで修行した成果を見せられなかったが、「今回は出さずに温存したということにしておきましょうか。全部伸びてます。アメリカに行く前の僕なら今日、勝ってないと思います」と強調。タイトルマッチという目標に向けて「(挑戦の条件は)ここから6戦全勝ですかね。来年末、そこに向けてやっていこうと思います」と話していた。

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