ボクシング 西田凌佑が王座奪取へ意欲 3月に第1子誕生「モチベーションが上がっています」と新米パパの顔

 武市トレーナー(右)のミットに鋭い左ストレートを打ち込む西田凌佑
 武市トレーナー(右)のミットに鋭い左ストレートを打ち込む西田凌佑
 シャドーボクシングで軽快な動きを見せる西田凌佑
3枚

 5月4日にエディオンアリーナ大阪で、IBF世界バンタム級王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に挑戦する同級1位の西田凌佑(六島)が9日、大阪市内のジムで取材に応じた。ロドリゲスは19年11月に井上尚弥(大橋)と王座統一戦を戦ったこともある強豪。「王者はスピード、テクニック、カウンターがあり、正直穴はないと思うが、相手にさわらせないで自分のペースに持ち込みたい。狙っているパンチもあります」と世界タイトル奪取へ強い意気込みを示した。

 調整も順調に進んでおり、フィリピンから呼び寄せたパートナー、ジムの日本ランカーらと精力的にスパーリングを消化。試合までは200ラウンドに達する予定だという。「スパーリングでもけっこう動けていると思うし、スパー後のスタミナ強化のメニューもしっかりこなせている」と仕上がりに関しては不安はない。「右ストレートと左フックが強いので、もらわないようにしたい。怖さよりも強いチャンピオンに挑める楽しみがありワクワクしている。自信はあります」と力を込めた。

 発奮材料もある。3月27日に近大ボクシング部の同期である沙捺夫人との間に第1子である長女・莉奈ちゃんが誕生。「モチベーションが上がっています。癒やされるし、いいメリハリがついています」と新米パパの顔をのぞかせた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス