西田凌佑「絶対世界王者に」世界初挑戦はロドリゲスと対戦 井上拓真、中谷潤人と「同じ位置に立てるように」

 「ボクシング・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(5月4日、エディオンアリーナ大阪)

 指名挑戦者の同級1位・西田凌佑(27)=六島=が王者エマヌエル・ロドリゲス(31)=プエルトリコ=と対戦することが27日、大阪市内で発表された。世界初挑戦が決まり「日本で世界戦をやっていただけることに感謝したい。このチャンスをものにして、絶対に世界王者になりたい」と意気込みを示した。バンタム級はWBAが井上拓真(大橋)、WBCが中谷潤人(M・T)と日本人王者が並び立つ激戦区。当然この2人は意識しているが「まずはロドリゲスに勝って、同じ位置に立てるようにしたい」と今後の統一戦へ向けて意欲をのぞかせた。

 ロドリゲスは19年5月、当時WBAバンタム級王者だった井上尚弥(大橋)と王座統一戦を行い、2回TKO負けを喫したものの、このクラスでは世界トップ級の強豪との対戦経験が豊富な実力派。西田は「スピードがあり、プレッシャーも強い。右ストレートと左フックで倒すイメージがあるので、ここは特に警戒している」と分析する。

 所属ジムの枝川会長は4月にフィリピンからロドリゲスに似たタイプのスパーリングパートナーを呼び寄せるという。万全の対策で強敵を迎え撃つ。

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