ボクシングの英大手プロが日本でミドル級T開催 優勝すると100万ドル 日本王者の国本陸ら出場

 ボクシングイベント「3150FIGHT」の亀田興毅ファウンダーが31日、ザ・リッツ・カールトン東京で記者会見を開き、英国の大手プロモーション「マッチルーム・ボクシング」とパートナーシップを結んだことを発表した。

 マッチルームは次回の「3150FIGHT」(3月31日・名古屋国際会議場)で、国内初大会となるミドル級の8人トーナメント「プライズファイター」を開催。優勝者のファイトマネーは総額100万ドルで、1回戦敗退でも7万5000ドルとなる。

 出場者は日本同級王者の国本陸、1位の可兒栄樹、IBF世界10位のアナウエル・ウガミセンゲ、WBA世界14位のキエロン・コンウェイら。国本と可兒は1回戦で、日本ミドル級王座タイトルマッチとして対戦する。

 日本では考えられない高額なファイトマネーに、国本は「ファイトマネーの桁が違うので、ミドル級で良かったと思います。ピンチになった時にそこ(ファイトマネー)が背中を押してくれるかと思って」と笑顔。オファーを受けた時は「よっしゃと思った」といい、「来年、妹が大学に行くので、学費ぐらいは出したろかと思いました」と使い道を明かした。

 もっとも、初戦を突破すると、準決勝でIBF世界10位のアナウエル・ウガミセンゲと対戦する可能性があり、「一番強そうで、ごっつ怖い」と警戒することしきりだった。

 可兒は「デカい舞台なんで」とド派手なサングラスにスーツで決めて登場し、国本に「通過点として余裕で突破させていただくつもりでいるので、覚悟しておいてください」と宣戦布告。「マッチルームというデカいプロモーターに取り上げてもらえる。出場できるのが一番のモチベーション」と話していた。

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