パッキャオ電撃来場「日本でビッグファイトを」 9年ぶりメイウェザーと再戦へ 榊原CEO「とんでもないカードを組もうと」
「RIZIN.45」(31日、さいたまスーパーアリーナ)
ボクシング元世界6階級王者のマニー・パッキャオ(45)が電撃来場し、24年にRIZINで元世界5階級制覇のフロイド・メイウェザー(46)と9年ぶりに再戦する意向をぶち上げた。サッカー元日本代表FW三浦知良の次男・三浦孝太(21)は皇治と総合ルールで対戦し、2回59秒TKO負け。レスリング元世界女王の山本美憂(49)は引退試合で伊沢星花に一本負けした。朝倉海はフアン・アーチュレッタを破り、RIZINバンタム級王座を戴冠。平本蓮はYA-MANに3-0判定勝ちした。
衝撃的なカードが実現に動いている。パッキャオがリングに上がると、会場は騒然。榊原信行CEOが「2024年、とんでもないカードを組もうと思っています」と、RIZINのリングでパッキャオとメイウェザーの対戦を計画していることを明かした。
パッキャオも「準備はできている」と呼応。「来年、日本でビッグファイトをメイウェザーとやれるように頑張りたい」と名指しし、大歓声に包まれた。
パッキャオとメイウェザーは、ともにボクシング世界王者だった15年5月に統一戦で対戦。夢のカードは、メイウェザーが12回判定勝ちしている。両者ともに引退後もエキシビションマッチでリングには上がっているが、9年ぶりの夢の再戦となれば世界中が注目するインパクトが起こりそうだ。