井上尚弥、4団体統一戦に向けたメキシコ人スパーリングパートナー2人が来日 クルスの父は元世界王者
WBC・WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(大橋)のスパーリングパートナーを務めるメキシコ人ボクサーが20日、来日した。
井上は12月26日に東京・有明アリーナでWBAスーパー・IBF世界同級王者、マーロン・タパレス(フィリピン)と4団体統一王座戦に向けて国内で調整している。
ホセ・サラス・レイジェス(21)はスーパーバンタム級14勝(10KO)を挙げている。バハカリフォルニア州ティファナ出身の170センチのサウスポーでメキシコのホープ。米国で2試合を経験したうち、一つはフィリピンの強豪パリクテから4回TKO勝ちを挙げた。スピードのあるコンビネーションが売りのボクサーだ。
クリスチャン・クルス(26)はフェザー級で21勝(11KO)6敗1分。バハカリフォルニア州ティファナ出身で、父親は元世界王者のクリストバル・クルス。IBFフェザー級王者ルイス・アルベルト・ロペスのパートナー経験がある。本来スタンスをスイッチさせて器用に動くファイターボクサーだという。




