亀田和毅 階級上げ初戦でパワーに自信「スパーどおりの動きできる」対戦相手も闘志「私を選んだのは間違い」

 計量をパスした亀田和毅(撮影・三好信也)
 計量をパスした亀田和毅(左)とレラト・ドラミニ(撮影・三好信也)
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 「ボクシング・IBF世界フェザー級2位決定戦」(7日、大田区総合体育館)

 前日計量が6日、都内で行われた。リミット57・1キロに対して、同級5位・亀田和毅(TMK)が57・0キロ、同級8位レラト・ドラミニ(南アフリカ)が56・9キロでともに一発クリアした。両選手は11秒のフェースオフで火花を散らし、最後に握手を交わした。

 元世界2階級制覇王者の亀田和は、スーパーバンタム級から転級した初戦。IBF指定の「2位決定戦」と銘打たれ、ランキング浮上が懸かる。記者会見で和毅は「リカバリーをしっかりして、明日はベストのコンディションでリングに上がる」と気合。「バンタム、スーパーバンタムだと減量しすぎてパワーが発揮できなかった。フェザーではスパーどおりの動きができるんじゃないか。自分でも明日は楽しみ」と意気込んだ。

 一方のドラミニは、「和毅選手も私もいい選手。明日は素晴らしい試合になる」と予想しながら「階級を上げて最初に自分を選んだのは間違いだ」と静かに闘志を燃やした。

 今回は、亀田興毅氏がファウンダーを務める「3150 FIGHT vol.7」のメインイベント。WBC世界同級暫定王者・重岡優大、IBF世界同級暫定王者の重岡銀次朗(ともにワタナベ)の兄弟による、ダブル世界戦とともに行われる。和毅には、父の史郎トレーナーがセコンドに復帰し、親子鷹も復活する。

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