オカダ・カズチカ EVILらの金的攻撃に耐え、3年連続決勝進出「あと一つ」 G1 CLIMAX33

 EVIL(左)にレインメーカーを見舞うオカダ・カズチカ
 EVIL(上)にジャーマンスープレックスを決めるオカダ・カズチカ
 EVIL(手前)を攻めるオカダ・カズチカ
3枚

 「プロレス・新日本」(12日、両国国技館)

 「G1 CLIMAX」準決勝が行われ、史上初の3連覇を目指すオカダ・カズチカが3年連続5回目の決勝進出を果たした。

 EVILが開始早々、反則攻撃。場外ではオカダは、マイクで首を絞められ、苦しめられるシーンもあったが、徐々に反撃。EVILが所属する悪のユニット「HOUSE OF TORTURE」のSHO、ディック東郷、高橋裕二郎の金的攻撃など、容赦ない反則攻撃を受けながらも、3人をドロップキックで蹴散らし、必死に追い払った。

 初の決勝進出を目指すEVILも終盤、レインメーカーを必死にかわしたが、最後はオカダが、エメラルド・フロウジョンからレインメーカーを決め、カウント3を奪った。

 EVILが審判不在の状況を作り出すなど、苦心しながらも史上最多タイの5度目の優勝を目指す男が貫禄の勝利。大粒の汗をかきながらリング場の歓声を背に、指3本立てて3連覇への強い意気込みを示した。史上初の偉業へあと1勝。バックステージでは「あと一つ」とだけ残し、短い言葉に力を込めた。

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