朝倉海が30日「超RIZIN.2」を欠場 左膝内側側副靱帯損傷で全治6週間 アーチュレッタは扇久保博正とタイトルマッチへ
格闘家の朝倉海が17日、都内で会見し、30日に出場予定だった「超RIZIN.2」を欠場することを発表した。朝倉海はフアン・アーチュレッタと、RIZINバンタム級のタイトルマッチを行う予定だった。
会見に出席した榊原CEOは「とても残念な発表になります。朝倉海、けがのため欠場となります」とコメント。左膝内側側副靱帯損傷で全治6週間という。朝倉海は9日の公開練習を欠場していたが、これも実際にはけがの影響。相手との情報戦のため、「発熱による体調不良」と説明していたという。
朝倉海は神妙な表情で「このたびはケガで欠場することになってしまい、申し訳ございません。今回の大会が重要なことは僕自身、理解してましたし、いろんな治療をしてきましたが、走ったり、しゃがんだりできない状態です。そんな状態でリングに立つのはファンのみなさまにも対戦相手にも失礼だと思い、欠場することになりました。本当に悔しい気持ちでいっぱいです。けがしたときは頭が真っ白になって、今でも心の整理がつかない状態です」と謝罪。年内に復帰を目指す考えも示した。
朝倉の代替選手として修斗2階級制覇王者の扇久保博正の出場が決定。アーチュレッタとRIZINバンタム級タイトルマッチを行うことが決まった。
フアン・アーチュレッタは「朝倉海がケガして試合ができなくなったという連絡があった。とても不運なことだが、試合は行わなければならない。オウギクボ・ヒロマサがスクランブルで試合を受けてくれたと聞いた。真のチャンピオンだし、元々、ライジンの中でもトップ選手だ。俺が倒したキム・スーチョルとも良い試合をしているし、朝倉海や井上直樹にも勝っている」と警戒した。
続けて「このタイトルマッチはいずれにしろすごい試合になるが、俺のやることは変わらない。リング上で精いっぱい戦い、素晴らしいパフォーマンスをしてベルトを獲得する。7月30日は準備万端でベルトを取りにいくぜ」と気合を入れた。





