デカナルド闘凜生が豪快KO!尚弥、天心のスーパーバンタム級で存在感「ビッグになる」

 「ボクシング・8回戦」(16日、住吉区民センター)

 スーパーバンタム級日本6位・デカナルド闘凜生(とぅーりお)=26、六島=がセミファイナルでノーランカーの坂本佳朗(27)=本多=を5回1分57秒TKOで下し格の違いを見せた。戦績はデカナルドが6勝(3KO)1敗2分け、坂本が6勝2敗1分け。

 5回、左フック一撃を顔に打ち込むと、相手はリング大の字。豪快な決着に拳を突き上げ、歓喜した。

 「4年半ぶりくらいのKO。かっこよく魅せられたかな。ラッキーパンチ、あれを狙って出せるようにならないと」と19日、27歳の誕生日に自ら花を添えた。

 今戦前に3年間務めたアルバイトを辞めボクシング一本。「日本、アジア、東洋ベルトを取って世界に行きたい」と意気込んだ。

 元世界バンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)、那須川天心(帝拳)らで注目のスーパーバンタム級。「存在感を出していかないと。井上尚弥選手は遠すぎてピンとこない。天心選手は試合をやれるならやりたい。強くて知名度もある選手なので、やれるんやったらやりたい。やる可能性は全然ある。夢のある階級、盛り上がっている階級で目立たないと」と、意気込みは半端ではない。

 強さはもちろん、なにわのボクサーなら目立ってナンボ。「関西弁で大きくなるぞは『でっかくなるど』でそれを文字ってデカナルド。トゥーリオは名前が凜生なので、サッカー選手で(元日本代表DFの田中マルクス)闘莉王と僕でも知ってる方がいて、響きがいいと思った」と命名の理由を説明した。

 「この名前で世界王者。この名前で大きくなる、ビッグになる」と大きな夢に突き進む。

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